ふれあいペアレントプログラムは,自閉スペクトラム症や社会的コミュニケーションの困難をもつ子どものお母さんやお父さんのためのプログラムです。

プログラムの指導者養成講座が2023年9月に開催されます。→ 定員一杯となりました。ありがとうございます。
詳細は、指導者養成講座のページをご覧ください。

2023年9月講座は以下の日程で行われます。
■講師:尾崎 康子 氏(東京経営短期大学)
■日時:2023年9月3日(日)~10日(日) オンデマンド配信
2023年9月17日(日)9時30分~17時00分 ライブ配信
2023年9月18日(日)9時30分~17時00分 ライブ配信
※全日程オンラインで行います。

チラシはこちらからダウンロードできます。

親用テキスト(オレンジ色)の正誤表ができました。ダウンロードはこちらから
(新しい版では修正済みです)

最近では,2~3歳の時期に自閉症診断が可能になってきました。子どもが自閉スペクトラム症と診断されたら,お母さんやお父さんはとても不安になると思います。しかし,そのような不安を感じているお母さんやお父さんに,子どもの育て方を教えてくれる社会システムが現在の日本には整っていません。

自閉スペクトラム症の子どもの行動は,親でもよく理解できないことがあります。そのため,親であってもどのように子どもに接すればよいか,どのように育てればいいかが分からないことがあります。

しかし,自閉スペクトラム症の特徴が分かれば,子どもの行動が理解できるようになります。また,行動が理解できるようになれば,子どもの接し方のコツも分かるようになります。というように,自閉症スペクトラム症の子どもを育てるには,ちょっとしたコツが必要なのです。

社会的コミュニケーションとは,人と関わり合ってコミュニケーションをすることです。社会的コミュニケーションは,発達早期から少しずつできるようになっていきますが,人と関わり合うことが苦手な自閉スペクトラム症の子どもは,社会的コミュニケーションがうまくできません。

しかし,社会的コミュニケーションがうまくできないままにしておくと,対人関係の発達にとどまらず言葉の発達や社会性の発達にも支障がでてきます。そのため,自閉スペクトラム症の子どもには,発達早期のなるべく早い時期に社会的コミュニケーション発達を促す支援が何よりも重要になってきます。